Male Fertility Acupuncture 浜松市の男性不妊鍼灸 精子の状態と全身のコンディションを整え、
ご夫婦の妊活をサポート

夫婦で取り組む不妊治療
妊活や不妊治療というと、女性側の身体づくりに目が向きやすいものですが、妊娠には男性側の状態も大きく関係します。
精子の数が少ない、運動率が低い、正常な形の精子が少ないなど、男性側の要因が妊娠に影響していることも珍しくありません。
みぞぐち鍼灸院では、泌尿器科や不妊治療クリニックでの検査・治療を優先しながら、精巣周辺の循環や自律神経、睡眠、ストレスなどを整える男性不妊鍼灸を行っています。
ご夫婦で妊活に取り組みたい方、精液所見を指摘された方、人工授精や体外受精・顕微授精を予定している方はご相談ください。

男性不妊は珍しいことではありません

不妊は女性だけに原因があるものではありません。
男性側の原因には、精子をつくる機能の低下、精子の通り道の問題、勃起や射精に関する問題などがあります。一方で、詳しく検査をしても原因を特定できないケースもあります。
妊活を女性だけの問題として考えず、ご夫婦それぞれが必要な検査を受け、できることに取り組むことが大切です。

まずは泌尿器科・不妊治療クリニックで検査を受けましょう

男性不妊が疑われる場合、最初に行われる基本的な検査が精液検査です。
精液検査では、主に次の項目を確認します。

  • 精液量
  • 精子濃度
  • 総精子数
  • 精子運動率
  • 正常形態率

精液所見は体調、睡眠、発熱、禁欲期間、ストレスなどによって変動することがあります。そのため、1回の検査結果だけで判断せず、必要に応じて複数回検査することがあります。
数値に問題がある場合や、精巣の痛み・腫れなどがある場合は、男性不妊を専門とする泌尿器科を受診してください。
鍼灸は検査や医学的治療の代わりではなく、医療機関での治療と並行して身体の状態を整えるための補助的な方法です。

男性不妊の主な原因

造精機能障害

精巣で精子をつくる働きが低下している状態です。男性不妊の中で多くみられます。
代表的なものには、次のような状態があります。

  • 乏精子症:精子の数が少ない
  • 精子無力症:運動する精子の割合が低い
  • 奇形精子症:正常な形態の精子が少ない
  • 無精子症:精液中に精子が確認できない
  • ホルモン分泌の異常
  • 精索静脈瘤

精索静脈瘤は、精巣周辺の静脈に血液がたまりやすくなる状態です。精巣周辺の温度上昇や酸化ストレスなどを通して、精液所見に影響することがあります。
精索静脈瘤や無精子症が疑われる場合は、泌尿器科での詳しい検査と治療が必要です。

精路通過障害

精子はつくられていても、精子の通り道がふさがっているため、精液中に精子が出てこない状態です。
鍼灸によって閉塞そのものを改善することはできないため、泌尿器科での診断と治療が優先されます。

性機能障害

妊活中のプレッシャー、疲労、ストレス、身体的な原因などにより、性交や射精が難しくなることがあります。
代表的なものには、次のような状態があります。

  • 勃起障害(ED)
  • 膣内射精障害
  • 射精障害
  • 逆行性射精

性機能障害には身体的な原因が隠れていることもあるため、まずは泌尿器科などで相談することが大切です。

男性不妊鍼灸をご相談いただける方

次のような方からご相談をいただいています。

  • 精子の数が少ないと指摘された
  • 精子運動率が低いと指摘された
  • 精液所見にばらつきがある
  • 乏精子症や精子無力症と診断された
  • 人工授精を予定している
  • 体外受精・顕微授精を予定している
  • 採精に向けて身体の状態を整えたい
  • 睡眠不足や慢性的な疲労がある
  • 妊活中のストレスが強い
  • ご夫婦で一緒に妊活へ取り組みたい

精索静脈瘤、無精子症、ホルモン異常などがある場合は、泌尿器科での治療を優先しながら、医師の方針に沿って施術を行います。

当院で行う男性不妊鍼灸

当院では、主に次の方法を組み合わせて施術します。

お腹と脚の付け根への鍼通電

仰向けの姿勢で、お腹や脚の付け根周辺のツボに鍼を行い、必要に応じて低周波の電気を流します。
骨盤内や下半身の循環を整えることを目的とした施術です。

仙骨部と臀部への鍼通電

うつ伏せの姿勢で、骨盤の中央にある仙骨周辺や臀部のツボに鍼を行い、低周波の電気を流します。
腰や骨盤周辺の緊張を緩め、下半身の循環や自律神経のバランスを整えることを目的とします。
鍼の刺激量や低周波の強さは、一人ひとりの体調や鍼への慣れに合わせて調整します。

基本施術の範囲について

施術前には、睡眠、疲労、冷え、ストレス、肩こりなどの全身状態についても簡単に確認します。
ただし、妊活・不妊鍼灸の基本施術は、卵巣や子宮へのアプローチを中心としているため、肩こりや睡眠の悩み、強いストレスなどに対する詳しい施術は含まれていません
これらの症状についてもしっかりと施術を希望される場合は、次のオプションを追加できます。
* ストレスや自律神経の緊張に対する施術
* 睡眠のお悩みに対する施術
* 肩こりや首の緊張に対する施術
妊活の状況や現在のお悩みを確認し、必要な場合にご案内します。オプションを無理におすすめすることはありません。

通院期間と施術ペース

精子は、精子のもととなる細胞から一定の時間(74日)をかけてつくられ、成熟していきます。
そのため、採精、人工授精、採卵などの予定が分かっている場合は、可能であれば約3か月前から身体づくりを始めることをおすすめしています。
基本的な施術ペースは次のとおりです。

  • 週1回程度
  • まずは約3か月を目安
  • 採精や人工授精、採卵の予定に合わせて調整

3か月は身体づくりの目安であり、精液所見の改善を保証する期間ではありません。検査結果や治療スケジュール、生活状況に合わせて通院計画をご提案します。


採精前日の施術については、体調や医療機関の予定を確認したうえで個別にご案内します。

日常生活で気をつけたいこと

精子は、過度な熱、喫煙、睡眠不足、過度な飲酒などの影響を受ける可能性があります。
無理なく続けられる範囲で、次の点を見直してみましょう。

  • 禁煙する
  • 過度な飲酒を控える
  • 睡眠時間を確保する
  • 長時間のサウナや高温の入浴を控える
  • 膝の上で長時間パソコンを使用しない
  • 通気性がよく、締めつけの少ない下着を選ぶ
  • 長期間の禁欲を避ける
  • 適度に身体を動かす
  • 疲労やストレスをため込みすぎない
  • 栄養バランスのよい食事を心がける

精液検査、人工授精、体外受精などの採精前は、医療機関から指定された禁欲期間に従ってください。
すべてを一度に変える必要はありません。現在の生活を確認し、取り組みやすいところから改善していきます。

ご夫婦で取り組む妊活をサポートします

男性不妊は、男性だけ、女性だけの問題ではありません。
女性側の年齢や卵巣機能、男性側の精液所見、治療方法、治療スケジュールなどを総合的に考え、ご夫婦に合った方法で妊活を進めることが大切です。
みぞぐち鍼灸院では、女性の妊活・不妊鍼灸と男性不妊鍼灸の両方に対応しています。
これから妊活を始める方、タイミング法や人工授精に取り組んでいる方、体外受精・顕微授精を予定している方など、現在の段階に合わせてサポートいたします。
男性お一人でのご来院はもちろん、ご夫婦でのご相談も可能です。
男性不妊鍼灸について分からないことがありましたら、LINEからお気軽にご相談ください。

男性不妊に対する鍼灸の研究報告

男性不妊に対する鍼灸については、精子濃度、総精子数、精子運動率などの変化を調べた研究が報告されています。
また、仙骨部への鍼刺激後に精子運動率の変化を調べた国内研究や、精索静脈瘤の患者を対象として、鍼治療と手術による精液所見の変化を比較した海外研究もあります。
ただし、対象人数や研究方法には違いがあり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。当院では、これらの研究を参考にしながら、医療機関での検査や治療を優先したうえで補助的に施術を行います。

参考文献

・伊佐治景悠.勃起障害と精液所見改善への鍼灸治療―現代医学的アプローチから―.医道の日本.2019;78(5):47-52.
・仙骨部骨膜への鍼刺激による精子運動率の上昇効果―精漿成分を指標とした生化学的検討―.明治国際医療大学誌.2017;18:17-25.
・Kucuk EV, et al. Randomised clinical trial of comparing effects of acupuncture and varicocelectomy on sperm parameters in infertile varicocele patients. Andrologia. 2016;48(10):1080-1085.


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